「なんでもない日のお茶会」

4月某日、プロカメラマン「山田直行」氏の撮影にヘアメイクとして参加。

某所にある廃墟と化したホテル内でのロケとなった。

撮影の合間ほんの少しだけ自由な時間があったので廃墟内を撮影、

前夜に50mm短焦点レンズを購入したものの、練習する暇もなく、

とても満足がいく内容には撮れず、悔しい思いでした。

その中でも「自分らしく撮ろう」と決め撮った中の数点をご覧ください。



*写真をクリックすると大きい写真が別窓で表示されます*

洗面所?と思わしき一画。

時間を経た蛇口の質感が好きで撮りました。

少し生えた苔のような物も合わせて、なんかいいです。


2階連絡通路から入った廊下かと思われる場所です。

割れたガラス、落下した照明、折れた柱。

あぁここは朽ちた場所なんだなぁ、と一目で判る所です。
廊下のすぐ横、落下してしまった照明器具です。

まるで燭台のような佇まいがいい感じであると同時に、

同じ型の照明がまだぶら下っている事を考えると、

何時落ちてくるのか?という恐怖感もある場所です。
ロケの場所のすぐ横のフロアの割れた窓。

割れたガラスから植物がホテル内部に侵食してくるような場所です。

実際に割れた窓から蔦が侵食している場所は沢山あり、

なんとも言えず美しいです。

割れた窓のすぐ下に落ちていた紙くず、古い黒電話の受話器部分。

受話器はコードがちぎれ、中の部品も見えた状態でそこに転がっていました。

前日に降った雨のせいでホテル内は雨漏りしている部分があり、

ここも常に雫が伝ってくる場所でしたl。
何の部屋か判らない部屋。

割れたガラス、折れた木が雑然としているんですが、

窓の外から漏れてくる光が最高に美しいかったです。


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